妊娠を望む多くの女性が抱える悩みのひとつに、「足の冷え」や「むくみ」があります。特に寒い季節になると、お風呂でしっかり温まったはずなのに、すぐに足が冷たくなってしまう…そんな経験はありませんか?
実は、足の冷えやむくみは、妊娠しづらい体のサインかもしれません。血流が悪くなると、子宮や卵巣にも十分な栄養や酸素が届きにくくなり、妊娠しにくい体質になってしまうのです。
でも、安心してください。体を温め、血流を改善することで、妊娠しやすい体へと変えていくことができます!
今回は、美浜鍼生堂が推奨する「足の冷え対策」として、簡単にできるエクササイズ 「ヒップリフト」 をご紹介します。
ヒップリフトで血流アップ!妊娠しやすい体へ
「ヒップリフト」とは、お尻や太ももの筋肉を鍛えるシンプルなエクササイズです。骨盤の位置を整え、血流をスムーズにする効果が期待できます。
このエクササイズを行うことで、足元の血流が改善され、全身が温まりやすくなります。また、骨盤が安定することで、子宮や卵巣への血流も良くなり、妊娠しやすい体質へと導いてくれます。
ポイントは2つ!
① ヒップリフトを行うタイミング
最も効果的なのは、朝、動き出す前に行うこと。
朝はまだ体が十分に目覚めておらず、血流も滞りがちです。このタイミングでヒップリフトを行うことで、一日を通して代謝が上がり、妊娠しやすい体を育てる助けになります。
・朝起きたら布団の上でやってもOK
・出勤前や家事を始める前の習慣にする
この少しの習慣が、大きな変化につながります!
② 太ももとお尻を意識する
ヒップリフトの前後に、太ももの後ろや内側、お尻を優しく叩いたりさすったりしてみましょう。
目的は、「その部分を脳に意識させること」です。
私たちの体は、脳が意識した部分ほど活性化しやすくなります。
・強く叩く必要はなく、心地よい刺激を与える程度でOK
・冷えやむくみが気になる部分を重点的に触る
「最近、靴のかかとが片方だけすり減るのが気になる…」 という方は、特にこの方法を試してみてください。姿勢のクセが改善され、血流が良くなります。
ヒップリフトの回数とポイント
・15回を1セットとして、3セット行う(合計45回)
・3セット目は少し疲れを感じるくらいがベスト
続けるうちに、足がポカポカしてくるのを実感できるはずです。
1セットの回数は人によって物足りなかったり、キツかったりしますので、3セット目で少しきつい回数を基準に、そこから2セット目、1セット目の回数を決めていきましょう!
例として、
3セット目が40回できて少し疲れを感じるなら、
2セット目は50〜55回くらい
1セット目は60〜65回くらいを意識してみてください。
そして、このエクササイズの最大のポイントは、「継続すること」。
妊娠しやすい体は、毎日の小さな積み重ねで作られます。
「これまで色々試してきたけれどうまくいかなかった…」という方も、まずは新しい習慣を取り入れてみてください。
妊娠できる体は、あなた自身が作っていくもの。
あなたの努力は、きっと未来の「妊娠スイッチ」を押してくれます。
高齢での妊娠をサポートする美浜鍼生堂
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美浜鍼生堂
院長 わたなべ