千葉市にある不妊専門の鍼灸整体院、美浜鍼生堂(みはましんせいどう)の院長、渡邊です。
採卵が近づくと、食事・サプリ・睡眠…
いろんなことを頑張ろうとして、逆に頭がいっぱいになる方が増えます。
その中で、意外なほど見落とされやすいポイントがあります。
それが「首の緊張」です。
採卵前の首の緊張が、卵子の質に影響する。
今日はその話をします。
もちろん、首をゆるめれば必ず卵子が良くなる、という断定ではありません。
でも、体の反応を見ていると
首の緊張が抜けたタイミングで、卵巣まわりの反応も変わってくる方がいます。
妊活は、卵巣だけの勝負ではなく
全身の土台(循環・自律神経・睡眠・内臓・緊張)で決まる部分が大きいからです。
私は普段、体の状態を「一点」ではなく、全体の構造として見ます。
常に、体の状態について約20〜30箇所くらい状態を見ています。
呼吸の深さ
首肩の力み
顎の緊張
背中の張り
胸郭の硬さ
みぞおちの詰まり
お腹の温度
骨盤の動き
足先の冷え
睡眠の質
こういう部分が整ってくると、妊活は前へ進みやすくなります。
ただ、ここも大切なので正直に言います。
体の奥深くはわからない部分もあります。
進んでみないとわからないこともある。
だから、採卵や移植の結果が思ったようにならなくても
「全部ダメだった」と考える必要はありません。
結果を踏まえて、次の一手を整える。
それを繰り返すと、2〜3回目くらいで着実に変化が訪れる方が多いです。
妊活は、1回で答えを当てるゲームではなく
地図を見ながらルートを修正していく旅に近いんですね。
では、なぜ首なのでしょう。
首は、ただの“コリ”ではありません。
首の緊張は、自律神経の緊張とつながります。
特に妊活中は、
不安や緊張が多くなりやすい環境にいます。
採卵の結果
卵の数
グレード
受精率
培養結果
これだけ「結果」が連続すると、
体は無意識にずっと身構えます。
そしてその身構えは、首に出やすい。
首が固まると、呼吸が浅くなりやすい。
呼吸が浅いと、自律神経は落ち着きにくい。
自律神経が落ち着かないと、睡眠の質も下がりやすい。
睡眠が浅いと、回復が追いつかなくなります。
卵子は“今日作られたもの”ではなく
ある程度の期間をかけて育ってきたものです。
その育ちの土台に、睡眠や回復が関わってくる。
ここをすっ飛ばして「卵巣だけを刺激する」発想になると
努力が空回りしてしまうことがあります。
そして、首の緊張を生んでいる生活習慣の代表例がスマホです。
スマホを見ている姿勢は、
顔が前に出て、首の後ろが縮こまります。
しかもスマホは
情報が途切れない。
妊活中の人にとっては特に、
検索すればするほど不安が増える構造になっています。
首は固まる
頭は休まらない
呼吸は浅い
睡眠は薄い
これ、まさに“渋滞”です。
本当は体が回復へ向かう道があるのに、
情報と緊張が詰まって通れない。
だから私は、妊活のサポートは
「何を足すか」だけじゃなく
「何を減らすか」も同じくらい大事だと思っています。
妊活は、体の問題に見えて
実際は「判断の負荷」が反応を落とすことが多い。
だから必要なのは
知識を増やすことより、判断を軽くすることです。
首をゆるめるのも、目的はそこ。
首=緊張のスイッチを切る場所のひとつなんです。
「私はこれで進めばいい」
その静かな確信に戻ると
首がゆるみ、呼吸が変わり、睡眠が変わってくる方がいます。
体が“受信感度”を取り戻すイメージですね。
採卵前にできることは、特別なことではなく
回復しやすい状態を作ること。
それが回り始めたとき、
卵子の質というテーマに対しても
希望のある戦略が持てるようになります。
千葉市稲毛海岸の不妊専門の鍼灸整体院
美浜鍼生堂(みはましんせいどう)
院長 渡邊
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